2话 / 1998-12-19 / 平井摩利 (「月刊LaLa」白泉社)
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简介: 鎌倉幕府と京を拠点とする朝廷との対立が水面下に深まり、混沌と戦乱が世の中を支配していた鎌倉時代末期。幕府側に仕える稀代の陰陽師・有匡と、金毛紅眼の猫の姿と人間の姿を併せ持つ妖・火月が織りなす幻妖譚。 京を拠点とする朝廷と鎌倉幕府の対立が水面下に深まり、混沌と戦乱が世の中を支配していた鎌倉時代末期。執権・北条高時の『影』が、黒衣に身を包み、金毛紅眼の野猫を連れた謎の人物に襲われた。翌朝、有匡は高時邸に呼ばれ詰問を受ける。『影』が襲われた現場に落ちていたのは有匡の扇であった。元より狐の子として畏怖されてきた有匡は謹慎を命じられるが、それは鎌倉幕府を陥れるための朝廷側の恐るべき陰謀だった。